2016年1月20日水曜日

美術大学受験の実技と学科の配点について

全国的に冷え込んだようですが
雪の影響などはいかがでしたでしょうか?

ボックスでは高校2年生を対象に美術大学受験説明会を行っています。

参加してくださる生徒さんの中で一番驚かれるのが、
受験の際の学科と実技の配点についてです。

一般大学の中にあるデザイン学部・コースだけでなく、
美大の中でも実は学科の配点は高く、
しかも最近ますますその傾向が高まってきています。

主な大学の配点をご紹介しますね。
*この配点は2016年1月のものです。
また学科・コースごとの受験の方法
 センター方式かどうか
 実技を学科に置き換える場合
 英語にリスニングを入れるか
などによって違っていますのであくまでも今年の例として参考にしてくださいね。

ーーーーーーーーーーーーー
学科と実技の配点について
                   学科    実技
 筑波大学芸術専門学群        700点   700点
 金沢美術工芸大学デザイン      600点   1400点
 岡山県立大学造形デザイン      500点   500点
       デザイン工学      400点   200点

 武蔵野美術大学
  工デ・視デ・基礎デのセンター方式 200点   200点
            一般方式   200点   300点
 多摩美術大学
  視デ・プロダクトのセンター方式  200点   200点
            一般方式   200点   300点

ーーーーーーーーーーーー


大学も良い生徒を確保するため、
試験の傾向や配点の比率などをどんどん変更してきています。

最近では昨年の岡山県立大学デザイン工学が実技配点を
それまでの400点から半分の200点に変更しました。

そのため例年だと2倍ほどの倍率が6.7倍にまで跳ね上がり
試験は大混戦となりました。

そんな状況に対応する術は
「学科と実技の両方を対策する」
しかありません。

ちなみに6.7倍の倍率に対し、ボックス生は受験生全員が合格するという快挙でした。
ボックスには学習塾が併設されています。しっかり対策していきましょう。

受験説明会を開催しています。日程などはお問い合わせくださいね。
メールの場合は
 box2 あっとまーく akubi.net (あっとまーくを@に変更してください)まで。


今日紹介する写真は、アトリエで作成した衣装を近くの公園で撮影しているときのもの。
このあとモデルさんに着せて画像処理をして大きなパネルにプリントアウト。
大きな作品となりました。

作った衣装を外で撮影しています。